8日目
3月5日
7日目
3月4日
6日目
3月3日
5日目
3月2日
4日目
3月1日
3日目
今日はローマから隣の州のペルージャという街までバスで移動する。バス停があるのが2つ隣駅のティブルティーナ駅なのでとりあえずそこを目指す。8時15分のバスなので7時半にホテルを出れば間に合うかと思ったが甘かった。まずテルミニ駅が馬鹿でかい上にチケットの買い方がわからない。何とかそこらへんのおっちゃんをつかまえ、券売機ではなくキオスクで販売していることを教えてもらう。罠でしょこれ。
日本みたいに駅数で値段が変わるのではなく乗車している時間数で料金が変わるようだ。
休日の朝ということもあり電車はガラガラ。時間がないのにここでまさかの乗る方面を間違えるというミスを犯す。正確にいうと乗る方面はあっているのだが、途中で行き先が2つに分かれるため。一本スルーしてから乗るべきだったのだ。このミスを夏にシンガポールでもやらかしたのでもうダメだと思う。
8:15発のバスでは到底間に合わないだろうということになり諦めてのんびり行くことにした。ティブルティーナ駅についてからまた問題が発生した、バスターミナルが見つからないのだ。googleマップを頼りに構内を30分歩き続け人気のない階段を登りようやくバスターミナルに到着した。バスターミナルに着いたら今度はチケット売り場の場所が分からない。売店っぽいのはたくさんあるのだがどれに入ればいいのかさっぱり分からない。適当にたくさんのバス会社の名前が掲げられているところに入ったら販売所のおっちゃんが寝てたし声をかけても起きなかったので諦めて出た。最終的にflixbusというところのバスチケットをゲットできたが予約を取るために名前を教える際にパスポートを渡したら背表紙をガン見された。めっちゃ警戒されてる。
現地にいる大家さんに遅刻するとの旨を伝え、10時のバスに乗り込む。もうここまでで疲労困憊だ。実はこのバスは同じペルージャに到着すると言っても目的のバス停ではなくほぼ隣町のバス停に到着する。なのでそこからまた最終目的地に移動する必要があるのだがこの時点ではタクシーを拾えばいいやと考えていた。
イタリアの運転手結構運転荒め。坂下ってるのにアクセル全開なせいで浮遊感が飛行機並みだし、高速道路でカーチェイスやってんのか???ってくらいスピード出すしでおちおち寝てられなかった。
小雨が降る中ペルージャのバスターミナルに到着。ここで大変なことに気づく。バスターミナルなのにタクシー乗り場が併設されていないのだ。イタリアでは道でタクシーを拾うことは出来ず、タクシー乗り場でしかタクシーに乗れない仕組みになっている。タクシー乗り場が併設されていることを信じてバスに乗り込んだので絶望感がすごい。スマホに何個か配車アプリを入れてたので試したがまさかのペルージャは対応範囲外だという。大家さんとの待ち合わせまで1時間を切っていたが今から歩いて行ったのでは1時間以上はかかる。徒歩三十分くらいのところに大きめの駅を見つけたのでとりあえずそこまでは歩くことにした。ペルージャは山というか丘の上にあるような街だ。そのため高低差が割と大きい。ちなみにこの時手には20キロのスーツーケースを、背中には5キロのリュックを背負っていた。マップが表示されているスマホを握りしめ小雨が降る中重い荷物を引きずりながらガタガタの斜面を30分ひたすら歩き続けた。何でこんな目に。
息も絶え絶えにペルージャ駅に到着。タクシー乗り場を確認し非常に安心した。運転手のおっちゃんに英語で話しかけたらイタリア語でかえされ何とかイタリア語で目的地を伝える。約束の時間から五分オーバーしたが何とか宿泊先のレジデンスに到着。
レジデンスの入り口
部屋
大家さんからもらったペルージャ特産のチョコ
包紙の中には恋に関することが書かれた紙が入っています
トイレの横にある謎の洗い場
狭いけど綺麗な部屋だった
自炊に必要なものは大体揃ってる
日曜日で近くのスーパーが空いてなさそうだったのでひとまず日本から持ってきた麺を食べた。
荷物の整理にひと段落ついたので町の散策に出る。
家の近くの路地
留学先の大学。カッコいいね
フォトスポットとして有名な場所らしい
筋肉痛が酷かったから夕飯をすませすぐ寝た
大変な1日だった
3日目終わり
2日目
2月29日
現在時刻深夜0時
とりあえず寝る場所を探す。
開いてるお店があったのでそこで時間を潰すことも考えたが出発前日に徹夜で通話するという暴挙をしていたためそこまでの元気がない。
トランジットホテルは一晩最低150$からで高くて取ってなかったのでそこらへんで雑魚寝する。本当はnap zoneという睡眠専用エリアやシャワーを提供しているブースがあったはずなのだがコロナの影響で両方とも閉鎖されてた。悲し。
休憩ブースみたいなところにいい感じのソファーがあったのでそこで寝ることにする。荷物を持参してきたワイヤーで椅子の足に固定し、ソファーの表面を除菌シートで拭きまくった後横になる。深夜なので人はあまり通らないが空港案内のアナウンスは定期的に流れていて寝るには騒がしかったのでAirPods Proを耳栓がわりにした。ノイズキャンセリング機能が付いてるのでほぼ無音になる。耳は痛くなるけど。
流石に空港のソファーで一夜を明かすという経験は人生初なのでなかなか寝付けず3、4回覚醒しつつもなんとか朝まで寝た。朝5時30分に起床。一人用の個別のブースみたいなところで人が寄り付かなさそうだったからここを選んだのに、朝起きた時2メートルくらい横に誰か座っててめちゃくちゃびびった。ぼさぼさになった髪の毛を整えつつ慌ててそこから脱出しトイレに行く。そこで歯を磨いてコンタクトをつけて身支度を整えたらとりあえず朝ごはんを食べられそうな場所を探しに行く。
せっかくだし韓国料理を食べたいと思って彷徨うが、24時間空いているようなお店は大体全世界展開しているような大手チェーン店ばかりなので普通のレストランが開店する8時くらいまで空港をフラフラしながら待つ。韓国料理が食べたいというものの辛いのは苦手なのでどれが辛くないか悩んで、結局何故かベトナム料理のフォーにした。
13時出発の飛行機で結構時間が余ったためお店を回ったり外語祭の語劇引き継ぎを書いたりして時間を潰した。11:55分、やっと搭乗の時間がやってきた。何故か搭乗券チェックの時にハートで印をつけられる。かわいい
ばいばい韓国また一ヶ月後に戻ってきます、と思いつつこの時韓国を離れたわけだが結局それが叶うことはなかった。
機内食。ひとつだけめちゃくちゃ辛い唐辛子が入ってて死ぬかと思った。口に入れてヤバいと思った瞬間持参してたミネラルウォーターをすごい勢いで探してたら隣の席の人に変人を見る目で見られたの解せない。
飛行機の中絶対50人もいなかったと思う。お手洗いに行く時飛行機の後ろの方の座席を見に行ったら誰もいなかった。
14時間くらいの飛行を経てついにイタリアに到着。
謎の感動。
ずいぶん遠くまで来てしまったなぁ
難なく入国審査を突破しついにイタリア上陸。
ローマ市内にホテルをとってあるためそこまでバスで移動。ないイタリア語力を総動員し何とかバスのチケットを手に入れる。バスの中で2組ほど日本人のペアを見かける。異国の地で同志を見つけると安心するよね。
ローマの中心テルミニ駅に到着。もうすっかり夜だ。
頭の中でローマを美化しすぎたせいなのもあるが、思ったより街が臭くて落書きだらけなことに驚いた。
ホテルに到着。インド系の人が経営している10部屋くらいの小さなホテルだが中は結構綺麗。
疲れたのでシャワーを浴びて早々に寝ることにする。コンタクトを外す時手元が狂って白目のところを抉ってしまったせいで結膜炎になる。結局治るのに一週間くらいかかっった。
2日目終わり。おやすみ